学習ポイント
そもそも社会福祉ってなんぞや、、、
社会的弱者となる人がウェルビーイングでノーマルインクルージョンを実現できること。
(ルー語じゃないよ)
つまり、自分の力では解決が難しい人に対して、国が社会的な支援を行うこと。
じゃあ、社会的弱者とは?
ウェルビーイングとは?
ノーマルインクルージョンとは?
順番に追って理解を深めよう!
社会福祉とは
まずはここから、日本国憲法。
1946年(昭和21)日本国憲法 第25条
「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進
に努めなければならない。」
日本国憲法にある「社会福祉」「社会保障」とはどういう意味でしょうか。
対象者は?救済方法は?
1950年 社会保障制度審議会 (現:社会保障審議会)
社会保障制度とは、
疾病、負傷、分娩、廃失、死亡、老齢、失業、多子、その他困窮の原因(障害等)に対し、保険的方法または公の負担で経済保障(①)を行う。また、生活困窮に陥った者に対しては国家扶助(②)によって最低限度の生活を保障する。加えて社会福祉によって、
子どもへの保育や障害者等への福祉サービスを提供(③)し、公衆衛生とともに、すべての国民が文化的社会の成員としての生活を営むことができるようにする。
具体的にどんな制度が用意されているのでしょうか。
対象者
・子ども(要保護児童、要支援児童、里親等)
・障害者(身体、精神/発達障害、知的)
・高齢者(認知症高齢者含む)
・女性
・生活困窮者
各種手当
・国民年金
・国民健康保険
・介護保険
8つの扶助
・生活扶助
・教育扶助 ※義務教育はこっち
・住宅扶助
・医療扶助 ←現物支給
・介護扶助 ←現物支給
・出産扶助
・生業(せいぎょう)扶助 ※高校はこっち
・葬祭扶助
扶助は基本的にお金が支払われます。
でも、現物支給の場合は
サービスを受けるための利用券や
介護サービスとして提供されるよ。
保育士に関するところ
保育園は子ども、障がい児に関係するということはもちろん、その親御さんのバックグラウンドや
育児をサポートする祖父母の家庭環境が垣間見えます。ひとり親家庭、親御さんが心労で休職、
お子さまの発達に悩む保護者など。
保育園以外の社会福祉サービスに目を向けることは、保育士になってからも必ず役立ちます。
また社会福祉の対する国の動向に目を向けることで、保育園の未来が見えるかもしれません。
国の方向性は「地域共生社会」「在宅福祉」の実現です。
福祉サービスは措置制度から契約制度に変わり、国はいつまでもサポートしていけないよー
自分たちで頑張ってねー感を肌で感じましょう。
[affi id=12]
コメント