目次
学習ポイント
科目の意味、大前提をしっかりおさえましょう。
国の措置(サポート)として児童が子どもらしく養護を受けるための手段は?段階は?対象は?
ストーリー立てて学習を進めると理解しやすいのでは、と思います。
社会的養護とは
社会的養護とは、家庭で養育されない子どもの最善の利益を考慮して、児童福祉法をもとに
適切な措置が行われること。
「児童福祉法」
第一条
「全ての児童は、児童の権利に関する条約の精神にのっとり、適切に養育されること
その生活を保障されること、愛され、保護されること、その心身の健やかな成長及び
発達並びにその自立が図られることその他の福祉を等しく保障される権利を有する」
第三条
「児童の最善の利益が主として考慮される」
<措置の例>
①児童が家庭において健やかに養育されるよう、保護者支援を行う。
実親による養育
②①が難しい場合、家庭における養育環境と同様の養育環境
養子縁組
特別養子縁組
小規模住居型児童養育事業
里親
③できる限り良好な家庭的環境で養育されるよう、必要な措置を行う。
児童養護施設
乳児院
地域小規模型児童養護施設
小規模グループケア
保育士に関係するところ
保育士が行う保護者支援は、保育士から発信するものと、保護者から相談を受けることが
あると思います。
” 家庭で実親が養育する ”といえば良いイメージを持つかもしれませんが、家庭の中にも
夫婦間の不仲・ひとり親・親がストレスを抱えているなど、育児に様々な不安と要因を抱えて
いることがあります。
また、里親や児童養護施設等から通う児童がいることも決して特別なことではないです。
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